以前にもコーヒーには「軟水」が合うと書きましたが、もう少し詳しく書きましょう。 |
◎美味しい水=コーヒーに合うとはいえません。
コーヒーに合う水というのは、鉄分やマンガンなどの含有量が少ないほうが良いです。
特に鉄分はコーヒーの「タンニン」という成分と結合して風味を損ないます。
ミネラル分を多く含んでいる「硬水」は飲料水には適していると言われていますが、上記の鉄分やマンガンなどの含有量が多いので、コーヒーには適しているとはいえません。
ミネラルウォーターでコーヒーを淹れるときは成分を確認して硬度の高くないものを選びましょう。
(ミネラルとは、水に溶けている鉱物質のことです。カルシウム・カリウム・マグネシウムなどが挙げられます)
「硬水しかない」というときは、苦味や渋みが強く出るということを考えてコーヒーを淹れると良いですね。
水の硬度とは・・・・
水に含まれているカルシウムイオンとマグネシウムイオンの合計を炭酸カルシウムの量に 換算したもので、1リットル当たり~100mgが軟水と呼ばれています。
ちなみに100~300mgを中硬水、300mg~を硬水と言います。
水を美味しく飲む温度は・・・10~15℃と言われています。
尚、コーヒーの抽出適温は92℃位です。