コーヒーを淹れる(いれる)の「淹」は、お湯をさして飲み物を作ると言う意味です。または、浸す、漬けるという意味もあります。コーヒーは粉のままでは飲むことは出来ません。この粉にお湯をさして、コーヒーの香りや成分を引き出すという作業が必要です。たんにコーヒーを淹れると言いますが、淹れ方は色々。国や地方によって淹れ方に特徴があり、それぞれの淹れ方で味も変わります。だからこそコーヒーは楽しいのかもしれませんね。 |
コーヒーを淹れるためにはまずはコーヒー豆を手に入れなければなりません。 そのほかには色々な器具が必要になります。ペーパーフィルター・ネル・デカンター・ロト・細口ポット等など・・・。コーヒーの淹れ方によって必要なものとそうでないものに分かれます。
一般的な「ペーパードリップ」でいうと、
- ペーパーフィルター
- ロト(ドリッパー)
- デカンター(ガラス容器)
- 細口ポット
あとは、コーヒーの粉とお湯があればOK!!
◎ペーパードリップで淹れてみよう。
- コーヒー豆(中挽き)を準備します。
- お湯を沸かします。
- デカンタ・ロトにお湯を注ぎ温めておきます。
- ペーパーフィルターの圧着部分(側面・底面)を互い違いに折り曲げる。
- ドリッパーにフィルターをセットします。
- 人数分の粉を入れ、表面が平らになるよう左右に軽く振ります。
- いったん沸騰させたお湯を徐々に冷まし、85~90℃になったら注湯を始めます。
- 第1湯目。中央部から外側に向い円を書くようにお湯を注ぎます。
- 下のデカンタにお湯が1~2滴落ちたら注湯を止めます。
- ドーム型に膨らんだら20~30秒位蒸らします。
- ゆっくりと花びらを書くようにお湯を注していきます。
- ペーパーにお湯をかけないように注意します。
- 粉の上に出る泡(あく)を保持するようにする。
- 適量のコーヒーが抽出されたら、ロトからコーヒーが出きらないうちにデカンタからはずします。
- ペーパーフィルターの外側にコーヒーの粉がきれいに付着してたら上手に出来た証拠です。