ナガハマコーヒー

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コーヒーについて

生豆の品種

某有名メーカー缶コーヒーのCMでも「アラビカ種100% つこてる豆がちゃいまんねん」などととうたっておりましたが、よく耳にするアラビカやロブなどというものはいったいなんなんでしょう?なんだなんだ君達は?専門用語的な響きが、より一層私達の理解力を減退させますが、簡単にわかりやすく説明しましょう。 種というのは原種の事で、いろいろ特徴がありますので、下記に表としてまとめてみました。

種類 アラビカ種 ロブスタ種 リベリカ種
特徴 コーヒーの三大原種の一つで、原産地は現在のエチオピア。高地栽培種で、品質は三種の中で一番よい。 原産地はアフリカで、病虫害に強く、低地の高温度にも強い。アラビカ種より品質が数段落ちるが、栽培しやすいので、近年広く栽培されている。 味は独特で強いので、ブレンドの原料やインスタントコーヒーの原料として使用されることが多い。 アフリカのリベリアが原産国で、栽培の歴史はアラビカ種より新しい。 苦味が強いが、香味は少ない。自国消費のほかはヨーロッパ向けで、日本ではなじみが薄い。
樹高 5m 10m 17m
樹形 傘状 円形 円錐形
葉長 12~15cm 20cm以上 30cm以上
葉巾 6cm 10cm以上 10cm以上
原産地 エチオピア アフリカ リベリア
世界の生産比率 70~80% 20~30% 1%以下。

上の表を見ると、3種類がハッキリ別れており特徴もすぐ出ているような気がしますが、実はアラビカ種のなかにも、「ボルボン」「ムンドノーボ」「カトゥアイ」など、多数の樹木の種類があります。 しかも現在は、病気に強く味の良い品種をつくろうと、品種改良がすすめられ、アラビカとロブスタの交配などが行われております。年々進化し、状況が刻々と変わってますので、コーヒーのプロとしては現地の状況から目がはなせません。