ポルトガル語で「篩(ふるい)」という意味です。
ブラジルの農園で今でも使用されている器具で、収穫したコーヒー豆と葉っぱ等の異物を取り除く為に使う丸い網のことです。
完熟したコーヒーの実を手で刈り取る作業をするときに、どうしてもコーヒーの実が下に落ちてしまいます。
その為、作業時にはコーヒーの木の下にシートを敷き作業を行ないます。
コーヒーの実と葉っぱや枝が一緒にシートに落ちてしまうので、このペネイラを用いて写真のように高く上に飛ばし、異物と豆をふるい別けるのです。
最近では機械化が進み見かけることも少なくなってきているみたいです。
ブラジルのコーヒーの話をする上で欠かすことの出来ない道具の一つといえます。
これと似たような農具は日本の農家でも使用されているようです。