豆を挽くときは、使用する抽出器具に合わせて挽き目を合わせてください。
単に豆を砕くのじゃなく、その豆の持っている香や風味を充分に引き出せる様にしたいですね。
注意点としては下記の通りです。
1.粒の大きさが均一である事。 (ばらつきがあると、抽出時に味のばらつきが発生する)
2.挽くときの発熱と微粉の発生を抑える。(熱によって酸化が早まり、微粉によって雑味が発生する)
3.抽出器具に合った大きさにする。(例えばエスプレッソマシーンに粗挽きは合わない)
4.もちろん抽出直前に挽く。
使用する器具と挽き目は下記の通りです。
1.極細挽(白砂糖位) お湯の通過時間がゆっくりで成分が出易い挽き方です。蒸気圧で 一気に抽出するエスプレッソにむいています。
2.細挽(白糖~グラニュー糖) 水でゆっくり抽出するウォータードリップにむいています。
3.中細挽(グラニュー糖位) メリタ式ドリップにむいています。
4.中挽(グラニュー~ザラメ糖位) カリタ式・その他一般に多く使用されている器具にむいています。
5.粗挽(ザラメ糖位) お湯の通過時間が早く成分の抽出もしづらいので、パーコレーター等にむいています。